よろずの森

とある診察室から

読書記録「頭のいい人が話す前にかんがえていること」

「頭のいい人」は、周囲から信頼され、意見を受け入れてもらえる。

※単に知識があるではない、頭の良し悪しは相手が決める

 

「頭のいい人」とは、

態度:相手ファースト(相手の承認欲求を高める)

聞く:傾聴、整理、具体的に質問(過去と仮定、状況、行動、結果)、深く理解

・自分ではなく相手が話したいこと

・肯定も否定もしない(矛盾点・一般論をはさむ)

・こうしたいと決まっていればそれを促し、迷っているのであれば聞くのみ

・自分なりの仮説をもって聞く

話す:根拠に基づく、事実と意見・感想を区別(整理)、再定義、「ないもの」を言語化

 

☆所感

いくら知識や問題・課題解決能力があっても、相手ファーストな「話し方」や「聞き方」ができなければ、信頼に繋がらない。個人のみで身につけられる知識・能力には限りがある。他者から信頼を得ることで、自身の範囲外のことであっても他者から学び続けることができる。